研究開発事例紹介
プレス加工の革新的な技術の創出を目指し
自転車機能部品や情報家電、および自動車電装部品・建築部品など、川下製造企業のニーズである金属部品の軽量化・高機能化、および樹脂複合材の環境適合化と生産性向上による低コスト化を実現させることを目的に、金属精密部品のプレス成形技術を基盤にして、金属の複合化と繊維強化熱可塑性樹脂の試作・研究開発、素材を極限的に有効利用する省資材推進技術・成形用素材の高度化に資する技術についての研究に取り組んでおります。
繊維強化熱可塑性複合素材 プレス成形の取組み
繊維強化熱可塑性複合素材プレス成形の取組み
【材料】
連続繊維(平織.綾織.UD)、ランダムマット
○成形実績
繊維(強化材)-炭素繊維、ガラス繊維
熱可塑性樹脂(マトリックス)-PPS、PEI、PC、POM、PA、PP、TPU
板厚-0.5mm~4.0mm
【プレス成型品】成形サイクル60秒以内

【金型を用いた精密せん断】

難加工部品のプレス成形事例



セレーション形状絞り
材質SUS304 板厚0.5t

細孔加工
材質SPHC 板厚4.5t

曲げ展開不可形状 板厚2.0t
材質 SPCC SCM415 SPFH590(ハイテン)

深絞り-逆絞り形状 板厚2.0t
材質 A2014(Al-Cu合金)